APIとは、Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の略語です。オペレーティングシステムが提供するさまざまな操作機能をプログラマーが利用できるようにするための仕様やインターフェースの総称である。
より重要なのは、アプリケーションの開発を支援するために使用されるソフトウェアリソースを指す点である。かつては、OSがアプリケーションソフトに提供するコマンドをAPIと呼んでいたが、現在では、Webサービスがアプリケーション開発者向けに公開している機能にもその概念は広がっている。
例えば、天気予報やグルメ紹介、テレビ番組情報、交通情報、観光地などのデータを提供するWeb APIがある。開発者はAPIを活用することで、あらかじめ用意された機能を利用することができ、ゼロからプログラミングする必要がないため、アプリケーションの開発期間を短縮することができるというメリットがある。
公開されているWeb APIとしては、「Facebook」「Twitter」「YouTube」「Google Maps」などがあり、スマートフォン向けのサービスやアプリケーションを作る上で欠かせない要素として広く利用されている。