イベント駆動型プログラミングとは、マウス操作やキータップなどの特定のイベントに反応するようにプログラムを作成するプログラミング手法のこと。
プログラムをイベントの単位に分解できるため、処理を分割してプログラムを開発することが容易になる。ボタンをクリックすると絵がめくれる、画面をスワイプするとページが変わるなど、私たちがパソコンや携帯端末で使っている機能の多くに、このプログラム技術が使われている。
PCや携帯端末のOS(Operating System)は、ボタンのクリックを検出すると、アプリケーションにメッセージを送り、対応するプログラムがあればそれを実行する。また、プログラムの実行中に発生するイベントを「イベント」、イベントが発生したときに起動されるプログラムを「イベントハンドラ」と呼ぶ。
イベント駆動型プログラミングとは対照的に、すべてがプログラムの処理の流れに沿って定義された通りに実行されるプログラミング手法をフロー駆動型プログラミングという。
手続き型言語の多くは、このタイプのプログラミングを利用している。