- WordPressブログに適したテーマを知りたい
- 企業のコーポレートサイトで使いやすいワードプレスのテーマを知りたい
- 人気のテーマの特徴を比較したい
WordPressを使ってブログや企業サイトを運営するとき、どのテーマがおすすめか気になる方も多いと思います。
日本語テーマだけでも数多くあるため、1つ1つ試していては時間が足りません。
今回は、WordPressの有料と無料テーマを比較し、どんなサイトに向いているのかを解説します。
WordPressの人気テーマの料金を比較
人気のWordPressテーマの料金を比較しました。
無料、買い切り(1回購入したら永久に使えます)、サブスクリプションの3種類があります。
サブスクリプションは月払いと年払いなど、継続的に支払いが必要になります。
テーマ | 料金 |
---|---|
Cocoon | 無料 |
LION BLOG | 無料 |
Lightning | 無料 |
Xeory | 無料 |
SWELL | 17,600円 |
AFFINGER6 | 14,800円 |
JIN:R | 19,800円 |
SANGO | 14,800円 |
Snow Monkey | 16,500円/年 サブスクリプション |
THE SONIC | 980円/月 7,800円/年 サブスクリプション |
WordPressのテーマで無料と有料があるのは、提供している開発元の戦略の違いになります。
無料だから悪いわけではなく、有料と比較しても遜色ないテーマも数多くあります。
WordPressの有料テーマと無料テーマの違い メリットとデメリットを比較
WordPressテーマは無料と有料があり、それぞれメリットとデメリットがあるので説明します。
有料テーマのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
デザイン性が高い コンテンツ作成の便利な機能が豊富 SEO対策がしてある 最新のWordPressバージョンに対応している | 費用がかかる 人と被る可能性がある |
有料テーマの良いところは、記事の装飾機能が充実しているので、デザイン性の高いブログを書くことができます。
また有料テーマは、ブログやホームページで重要なSEO対策も施されています。
ただしSEOに関しては、WordPressのテーマだけで上位表示できるわけではないので注意してください。
サイト運営で見落としてはならないことに、WordPressのアップデート対応があります。
WordPressはアップデートが頻繁にあり、アップデートしたら機能が使えなくなることも少なくありません。
有料テーマであれば、アップデートで不具合があってもすぐに対応してもらえます。
特にSWELLやアフィンガーのような人気テーマは、利用者が多いので似たようなデザインになってしまいます。
もしホームページやブログに独自性を出したいなら、テーマのカスタマイズが必要になります。
無料テーマのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
費用が発生しない テーマによっては有料と遜色ないものもあ | デザインや機能に制限がある アップデートが終了するリスクがある サポートに不安がある |
無料版は費用が発生しないのですが、デメリットの方が目についてしまいます。
機能やデザインに関してはテーマによって異なりますが、有料テーマと比較すると機能不足なテーマもあります。
また一番の不安要素はWordPressのアップデートに対応しない可能性があることで、セキュリティリスクを抱えたまま運営することになるので注意が必要です。
ただ人気のCocoonのように、無料テーマでもアップデート対応を続けているテーマもあるので見極めが重要です。
予算がない場合は無料テーマを選択することになりますが、その場合はネットなどに情報が多いものをおすすめします。
WordPressテーマ選びのポイント
完璧にすべての条件を満たすのは難しいですが、以下の条件を満たしているテーマを選ぶのがおすすめです。
- サイトの目的に合ったデザイン性
- ホームページやブログ運営に必要な機能が揃っている
- 運営のサポートがある
- ネットに情報が多い
サイトの目的に合ったデザイン性
ホームページやブログでは、デザインはユーザーへ与える印象が大きな要素となります。
シンプルなデザインやアニメーションが多いデザインなど、人それぞれ違うので、あなたのサイトのイメージに合ったテーマを探しましょう。
テーマの公式サイトにはデモページがあるので、デモを見て使ってみたいと感じたものを選ぶのがおすすめです。
ホームページやブログ運営に必要な機能が揃っている
WordPressのテーマには、SEO対策や装飾などホームページやブログ運営に必要な機能が備わっています。
当サイトは「SWELL」というテーマを使っていますが、装飾を簡単にできる仕組みがあり記事が書きやすいです。
「吹き出し」や「ランキング」など、使いたい機能が揃っているテーマを選ぶと満足度が高くなります。
またSEO対策がされていることも重要です。
- 内部対策の最適化
- ページ高速化
- モバイルフレンドリー(レスポンシブ対応)
- メタタグの設定ができる
この辺りのSEO対策ができているテーマを選びましょう。
プラグインでSEO対策をすることもできますが、テーマ側で行っていれば不要なので管理しやすいです。
運営のサポートがある
WordPressは世界中で使われているCMSで、都度アップデートが施されます。
アップデートをするとテーマの機能が使えなくなることもあるので、運営がそういった時にサポートしてくれることも重要です。
多くの有料テーマは、開発元がWordPressのアップデートに対応しているので安心です。
ネットに情報が多い
人気が高いテーマになると、ネットにも情報がたくさんあります。
例えば有名テーマのアフィンガーですが、「アフィンガー カスタマイズ」で検索すると膨大な数がヒットします。
公式サイトのマニュアルだけではわからないことも、ネットを調べれば解決できるのはブログ運営の強みになります。
WordPress日本語の無料テーマおすすめ4選
日本語テーマで人気のwordpress無料テーマで、ネットなどで「WordPress無料テーマ」と検索すると良くヒットするものになります。
それぞれのテーマについて解説するので、参考にしてください。
Cocoon
開発者は「わいひら」さんで、もともと人気の高かった「Simplicity」という無料テーマの後継として「Cocoon」を作られました。
無料テーマでは恐らくトップレベルの高機能で、テーマの運営期間も長いため必要な設定はほとんどできます。
またデザインなどに困っても、ネットにも情報がたくさんあるのでカスタムしやすいテーマです。
デザインがシンプルというデメリットもありますが、そちらもスキンを使うことで変更できます。
現時点で無料テーマを選ぶなら「Cocoon」がおすすめです。
参考: Cocoonの評判・口コミ
LION BLOG
ホームページ制作やSEO対策を行っている、WEB制作会社の「フィット株式会社」さんが作成した無料テーマです。
LION BLOGの他にも「LION MEDIA」という無料テーマもあります。
無料としては十分ですが、使い勝手を考えると有料版の「THE THOR」がおすすめです。
参考: LION BLOGの評判・口コミ
Xeory
SEOなどWEBマーケティングに強い「バズ部」が開発したテーマです。
シンプルな構造で、最低限必要な機能でブログを運営するテーマになります(装飾のプラグインなどがあったほうがいいかもしれません)。
昔は使っているブログも多かったのですが、最近はより高機能のテーマが増えているので以前に比べて利用者が減っている印象です。
Lightning
株式会社ベクトルさんが開発したWordPress無料テーマです。
テーマだけではなく、プラグインも開発しているほどWordPressに精通しているので安心して利用できます。
ただ機能面を拡張させる場合は有料版にする必要があり、年間契約のサブスクリプション型なのがデメリットです。
参考: Lightningの評判・口コミ
WordPressの初心者におすすめの有料テーマ7選
有料テーマについては、実際に使っている人気の7テーマを比較しました。
有料テーマは使いやすさやカスタマイズに優れているだけではなく、開発元が随時アップデートをしているので最新のWordPressでも安定して稼働します。
人気のテーマは「SWELL」と「AFFINGER」で、デザイン性と使いやすさを求めるなら「SWELL」を、収益性を求めるなら「AFFINGER」を使うことをおすすめします。
SWELL
SWELLは、WordPressデベロッパーの了さんが開発したテーマです。
WordPressテーマの中でも人気が高く、SWELLを紹介しているブログも数多くあります。
また一部のテーマからの移行にも対応できる「乗り換えサポート用プラグイン」があるので、違うテーマを使っている人でも移行しやすいです。
参考: SWELLの評判・口コミ
AFFINGER6 Action
株式会社オンスピードが開発したWordPress有料テーマです(開発者のEnjiさんは実績を残している有名ブロガーです)。
AFFINGERは人気のWordPressテーマで、もともとはStingerという無料テーマの後継になります。
初期のデザインはシンプルなので、カスタマイズして使った方が個性を出せます。
収益化に特化したWordPressテーマなので、ブログで稼ぎたいという方におすすめです。
参考: AFFINGERの評判・口コミ
THE SONIC
サイトデザイナー、フロントエンドエンジニア、現役のアフィリエイターの合作にて開発されたWordPress有料テーマです。
有料版は買い切りが一般的なWordPressテーマですが、サブスクリプション(月額課金)の珍しいテーマです。
収益化に特化していて、Rinkerを使えば簡単にAmazonや楽天と連携ができます。
レンタルサーバーの「Conoha WING」とコラボをしていて、同時加入なら割引価格が適用されます。
参考: THE SONICの評判・口コミ
SANGO
WEBデザインなどのノウハウを解説している「サルワカ」を運営しているサルワカさんが制作しているWordPress有料テーマです。
フラットなデザインでイラストとの相性が良いテーマです。
他のテーマとは一味違い、シンプルながら目を引くデザインになっています。
レンタルサーバーの「Conoha WING」とコラボをしていて、WINGパック加入なら割引価格が適用されます。
参考: SANGOの評判・口コミ
THE THOR
無料テーマの「LION BLOG」を開発した WEB制作会社の「フィット株式会社」さんが作成したWordPress有料テーマです。
デザイン性の高さが優れていて、ブログだけではなくコーポレートサイトにもおすすめです。
将来的にブロックエディターに対応してもらえれば、とても使い勝手が良いのでおすすめです。
JIN
有名アフィリエイターのひつじさん(@hitsuji_1234)と、WordPressテーマATLASの開発者でもある赤石カズヤさん(@cps_kazuya)が開発したテーマです。
機能が多すぎないので、初心者の方でも設定で悩まず記事に集中することができます。
有名アフィリエイターのひつじさんが作っているだけに、収益化も考えられているテーマです。
TCD
株式会社デザインプラスさんが提供するWordPressのテーマサイトで、デザイン性の高いテーマが揃っています。
テーマごとに特徴があり、自分のブログやサイトに合ったものを購入する形になります。
サロン向けテーマや士業向けテーマなど、数多くのデザインがあります。
テーマによって機能が異なるためネットに情報があまりないのがデメリットです。
ブログのイメージにピッタリ合ったデザインを見つけられたらおすすめのテーマです。
WordPressテーマまとめ
今回、紹介したテーマはどれも優れた機能を持っていてブログを育てるのに役立ちます。
テーマだけでSEOが上がるわけではありませんが、良いテーマを使うメリットは大きいです。
効率よく記事を書けるようになれば、1記事にかかる時間の短縮にもなりますし、ブログのモチベーションにもつながります。
無料テーマから始めて収益化ができたら有料テーマに変えても良いですし、最初から有料テーマで始めるのもおすすめです。
もし、どのテーマにするか悩んでいるなら有料テーマの「SWELL」が初心者にも使いやすくおすすめです。